16分音符の壁
ドラムの練習は、一日も欠かさず行っている。
例え数分でも、とにかく毎日スティックを握ることが、すっかり一日の生活の中でルーティン化されたようだ。
また、それだけ練習パッドを使った練習はお気軽に取り組めるし、もしかすると他の楽器の練習をするよりも、最もお手軽にできるものかもしれない。
これは、初めて見る前には思いもよらなかったことである。
今では、わざわざスクールに行く必要性もさほど感じてはいない。
最近では、教則本の内容も8ビートの基本パターンから16分音符を使った基本リズムパターンの習得に移ってきたが、これは正直言って難しく、なかなか上手くスティックを叩けない状態ではあるが、それでも少し時間をかければマスターできそうな手応えは感じられている。
ドラムの練習は、両手両足をいかに決められた順序で規則的に動かすことができるかに尽きると思う。
特にバスドラの連打や、ハイハット、スネア等、両手の動きにつられて動かないようにするのが難しく、時間がかかりそうだ。
けれど、バスドラペダルと練習用パッドは本当はやはり必須だろう。
むしろ、スネアドラム代わりの練習パッドは電話帳でも良いかもしれない。
教則本に載っているスコアの読み方も比較的カンタンであることから、練習メニューもこれで十分であるし、そう考えるとほかの楽器よりも練習よりもお手軽かもしれない。
もっとも初級レベルの話ではあるのだが。